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Buffalo WiFiルーターについて

注意)はじめに全編を一読され、概要を把握してから実作業を行って下さい。

市場シェアの約50%を占めるバッファロー(Buffalo)製の無線ルーターの設定方法について解説します。
対象機種はWHR-G300N(2008年10月発売)以降の機種です。
また、接続する パソコンについては、Windows標準の無線LAN機能内蔵の機種を前提にし、基本的に、Buffaloの独自ユーティリティである『クライアントマネージャ』および『Air Station設定ツール』を使用しないで接続する方法について説明しています。
無線LAN子機を使用している方は付属の取扱説明書にしたがって無線ルーターに接続して下さい。
これから無線LAN子機を購入される方にはバッファロー製のものをお奨めします。

バッファロー製のルータはルータ背面の切換スイッチをAUTOにすると回線種類を自動判別し、DHCPの場合は自動的に接続され、PPPoEの場合はID・パスワードを入力する画面に自動的に切り換わるようになっていて便利なのですが、固定IPアドレスの場合はAUTOモードが適用されず、さらに、取扱説明書に固定IPアドレスの場合の設定方法が記載されていないので、ほとんどの場合、「設定できない???」ということになります。固定IPアドレス方式軽視,地方・弱小プロバイダー無視という方針としか理解できません。Buffaloルーターは、地方・弱小プロバイダーから相当嫌われていると思います。

ここでは、プライベート固定IPアドレス(グローバル固定IPアドレスの場合も適用可)接続方式の場合の設定の解説をします。

[ホーム(基礎編)]の【注意事項】をお読みになり、ご納得された場合のみご利用下さい。※

【注意】
2012年6月下旬に発売されたWHR-300HP,WZR-300HP等の機種については、Air Station設定ツールでしか固定IPアドレス用の設定画面に入れない事例がありましたので、このページの下のほうに『Air Station設定ツール操作マニュアル』を追加しました。


1.はじめに

本編の対象機種はWHR-G300N(2008年10月発売)以降の機種です。

2.準備

最近のBuffaloルーターは、背面スイッチのデザイン・表示・操作方法に統一性がなくなりましたが、いずれの場合も「ルーター・モード」にすればOKです。
取扱説明書にルーター・モードの設定について書いてあると思うのですが、記載がない場合は「buffalo お手持ちの製品の型番 ルーターモード」とか「buffalo お手持ちの製品の型番 取扱説明書」とかで検索して確認してください。

ルーター背面写真

@ルーターのLANポートのいずれかとパソコンのLANポートをLANケーブルで結線して下さい。
※この段階では、モデム(または光回線終端装置)とルーターの結線は不要です
Aルーター背面の〔ON-OFF-AUTO〕の切換スイッチを ON にして下さい。

※2013年秋モデル以降の機種では【ON】ではなく【Router】、また押しボタン式のものがあります。詳しくは下の画像を参照してください。
いずれにしても、「ルーターモード」にする必要があります。
取扱説明書に切換スイッチについての記載があるはずですので参考にしてください。
取扱説明書に記載がない場合は、「これから設定するルーターの製品型番 マニュアル」でネット検索してみてください。

B[ホーム(基礎編)]の『インターネット接続設定基礎−有線接続編』の【動的IPアドレスの場合のパソコンの設定】を行って下さい。
Cルーターとパソコンの電源を入れて下さい。
Dプロバイダーから提供された、IPアドレス,サブネットマスク,ゲートウェイアドレス,DNSサーバーアドレスが記載された『設定票』,『登録票』,『登録通知書』等と呼ばれる書類を用意して下さい(プロバイダーによって呼称は異なります)。

WZR-D1100H等 の場合

ルーター本体背面の[ROUTER]スイッチを何度か押して(長押し気味に1〜2秒押してください)、ルーター本体正面のランプを全て青(点灯)にします。
WZR-D1100H

WZR-600DHP/WZR-900DHP等 の場合

ルーター本体背面の[MODE]スイッチを何度か押して(長押し気味に1〜2秒押してください)、ルーター本体正面のランプを全て緑(点灯)にします。
WZR-600/900DHP

WZR-1160DHP/WZR-1750DHP等 の場合

ルーター本体背面の[AP⇔WB]切換スイッチを[AP]にします。
ルーター本体背面の[MODE]スイッチを何度か押して(長押し気味に1〜2秒押してください)、ルーター本体正面のランプを全て青(点灯)にします。
WZR-600/900DHP

WHR-600D/WHR-300HP2等 の場合

ルーター本体背面の切換スイッチを[Router]にします。
WHR-60D0/300HP2

3.設定

Internet Explorer等のWEBブラウザを起動します。(Buffaloの場合、Firefoxが相性がよいようです)。
アドレスバーに表示されたアドレスをキーボードのBackspaceキーかDel(Delete)キーを使って一旦消去(空欄に)します。
192.168.11.1 と入力して、キーボードのEnterキーを押します。

3-1 ユーザー認証入力

ユーザー名&パスワード入力画面が表示されますので、次のように入力し、[ログイン]をクリックします。
ユーザー名:admin
パスワード:password

ルーター・アドレス入力

※以前にパスワードを設定していて、そのパスワードを忘れてしまった場合はルーターのリセットを行うしかありません。しかし、ルーターのリセットを行うと、WiFi接続しているプリンター等の周辺機器のWiFi接続の再設定が必要になる場合がありますのでご注意下さい。
特に企業体の場合で、外部のシステム業者にオフィス内のルーターを含めたOA機器の設置・設定を依頼していた場合は、よほど自信がない限り、ご自分でルーターのリセットを行わないほうが無難です。そのシステム業者にご相談下さい。

ルーター・リセット方法
ルーター底面のリセット・ボタンを、つまようじなど金属物でないものでDIAGランプが赤点滅を始めるまで長押しします。DIAGランプの赤点滅が終了したらリセット完了です。
※リセット・ボタンの位置は機種によって異なる可能性があります。底面にない場合は取扱説明書や、BuffaloのWEBサイト等で確認してください。
ルーター底面

3-2【詳細設定】選択

この画面が表示されますので[詳細設定]をクリックします。
【詳細設定】画面

次の詳細設定画面では[Internet]をクリックします。 【詳細設定】画面_2

下図の設定画面が表示されます。
@[手動設定]を選択(クリック)
次に、プロバイダーから発行された『設定票等』に記載された
AIPアドレス
Bサブネットマスク
Cデフォルトゲートウェイ
Dプライマリー(優先)DNSサーバアドレス
Eセカンダリー(代替)DNSサーバアドレス
を入力・選択し、 F[設定]をクリックします。

【詳細設定】画面_3

※DHCP方式の場合は、次の入力欄を空欄にしてから、
『DHCPサーバーからIPアドレスを自動取得』を選択(クリック)し、
Fの[設定]をクリックします。

AIPアドレス
Cデフォルトゲートウェイ
Dプライマリー(優先)DNSサーバアドレス
Eセカンダリー(代替)DNSサーバアドレス

3-3 設定経過

【設定経過】画面

3-4 設定終了画面

設定画面が再表示されたらブラウザ自体を閉じます。

【設定終了】画面

以上で設定完了です。

3-5 モデムとルータの結線

ルーターとパソコンを結線していたLANケーブルを取り外し、モデムとルーターのWANポート(2.準備の画像参照)を結線します。
モデム,ルーターともに電源が入っていることを確認して下さい。

3-6 パソコン側での無線接続設定

パソコン側での無線接続設定については、PC側での無線接続設定のページをご覧になるか、
『パソコン側での無線接続設定マニュアル』にしたがって下さい。

4.Air Station設定ツール操作マニュアル

次に、例外的に、Buffalo社の独自ユーティリティである『Air Station設定ツール』を用いる場合の設定方法について解説します。
Buffalo社独自の接続方法である『AOSS』の説明も含まれています。
こちらもPPPoE接続方式の場合は除外して作成しています。
パソコンがデスクトップ型で、ルーターとの距離が離れていて、ルーターとパソコンをLANケーブルで結線できない場合には、この方法で設定するしかありません。

4-1 はじめに

『Air Station設定ツール』は、『クライアントマネージャー』をパソコンにインストールし、初期AOSS接続実行後に操作可能となります。

※『Air Station設定ツール』『クライアントマネージャー』はBuffaloルータに付属のCDに収録されています。
また、次のWebサイトからもダウンロードできます(2022年6月時点)。
http://buffalo.jp/download/driver/lan/airset2.html
http://buffalo.jp/download/driver/lan/clmg.html


4-2.機器の接続

モデムまたは光回線終端装置とルータをLANケーブルで接続します。
接続したらそれぞれの電源を入れます。

4-3 初期AOSS接続

ルータ背面の[ON−OFF-AUTO]の切換スイッチを[AUTO]にします。(2.準備を参考にしてください)
ルーター背面・側面

4-4 クライアントマネージャーVの起動

※ 画像はWindows7の場合ですが、Windows8もWindows10の場合も操作の流れは全く同じです。
  画面デザインの違いに惑わされないでください。


[スタート]→[すべてのプログラム]→[BUFFALO]→[エアステーションユーティリティ]→[クライアントマネージャV]の順序でクリックして起動します。
もしくは、パソコンのデスクトップ画面上に下のアイコンがある場合は、このアイコンをダブルクリックします。
スタート→cmV起動

4-5 クライアントマネージャーVの実行

画面右下にこの画面が表れますので、[接続先の作成]をクリックします。
接続先の作成

下の画面が表れますので[WPS/AOSS]ボタンをクリックします。
[WPS/AOSS]クリック

この画面に切り換わりますので、ルータ本体のAOSSボタンをSECURITYランプが点滅するまで長押しします。点滅したらボタンから手を放します。
AOSSボタン案内画面

AOSSボタン・セキュリティランプ案内

次のように画面が推移します。

経過-1

経過-2

[保存して閉じる]をクリックします。
保存して閉じる

[閉じる]をクリックします。
次回cm接続案内

4-6 Air Station設定ツールの実行

4-6-1 Air Station設定ツールの起動

[スタート]→[すべてのプログラム]→[BUFFALO]→[エアステーションユーティリティ]→[エアーステーション設定ツール]の順序でクリックして起動します。
もしくは、パソコンのデスクトップ画面上に下のアイコンがある場合は、このアイコンをダブルクリックします。
エアーステーション設定ツール・アイコン

cmV)スタート→エアーステーション設定ツール起動

4-6-2 Air Station設定ツール操作

Air Station設定ツールを起動すると次のように画面が推移します。
[次へ]をクリックします。
エアーステーション設定ツール初期画面

経過-1

4-3.の画像の右側のラベルに記載されているSSIDと一致しているかどうか確認します。
[次へ]をクリックします。
経過-2

[設定画面を開く(W) (通常はこちら)]をクリックします。
設定画面を開く

[完了]をクリックします。
※[完了]をクリックしなくても次の画面に移行することがあります。
完了クリック

ユーザー名・パスワードの入力画面が現れます。
ユーザー認証画面

4-7 ルーター設定

4-7-1 ユーザー認証

特にユーザー名,パスワードを設定していなければ、
ユーザー名:admin
パスワード :password

を入力し[OK]をクリックします。

2012年6月下旬以前に発売された機種では
ユーザー名:root
パスワード:空欄のまま
で[OK]をクリックします。
ユーザー名入力

4-7-2 設定入力
4-7-2a 静的IPアドレス=固定IPアドレス の場合

[手動設定]の円枠をクリックし、
プロバイダーから発行された『設定票』『登録票』『登録通知書』等に記載された
@IPアドレスを入力します。
Aサブネットマスク・・・『設定票』等に記載された数値を選択します
Bデフォルトゲートウェイ(ゲートウェイアドレス)を入力します。
CDNS(ネーム)サーバアドレス・・・プライマリ,セカンダリを入力します。
設定項目は以上の4項目だけです。
[設定]ボタンをクリックします。
【詳細設定】画面_3

4-7-2b 動的IPアドレス=DHCP の場合

上図、[DHCPサーバからIPアドレスを自動取得]のボタンをクリックし、[設定]ボタンをクリックします。

設定終了画面

設定が終了すると4-7-2aの画面に戻りますので、右上隅のログアウト・ボタンをクリックします。
最後に、ブラウザ右上隅の [×] をクリックしてブラウザを閉じます。

5.モデム・リセット

モデム(または光回線終端装置)電源を一度切って、もう一度入れて下さい。(もしくは、モデムのACジャックからプラグを抜いて、もう一度挿して下さい。)
以上で設定は完了です。
WEBブラウザを起動してインターネット接続できることを確認して下さい。

「i-フィルター」の画面が表れた場合は、原則として[使用しない]を選んで下さい。
一旦、WEBブラウザを閉じて、再度WEBブラウザを起動して下さい。
i-フィルター

6.トラブルシューティング

トラブルシューティングについては『ホーム(基礎編)』下部のトラブルシューティングにしたがって下さい。

 

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